BIOGRAPHY

初代VocalのIwano(以下、IWACCHI)とDrumsのSawada(以下、SAWACCHI)は、京都の高校時代の先輩後輩の間柄。その頃からバンド活動を共にしていた。「tracyrose」を結成し活動しつつ、2人はD’ERLANGERのローディー等を経験しながら音楽活動を継続していった。その後「easy」で再び同じバンドで活動するも、その後は暫く別々の道を歩む。個々では2人ともそれぞれ音楽活動を継続していく。

GuitarのYamaguchi(以下、GUCCHI)とBassのMatsushita(以下、MACCHAN)は、お互い中学高校から音楽活動に目覚め、それぞれギターやベースを弾き始める。MACCHANにおいては、高校時代に活動していたバンド「RAY△JACK」のヴォーカルは、あのTMR西川貴教氏だった。そのことが先日テレビで放送されてしまい、バイスカTwitterは大変なバズり方をした(笑)。

GUCCHIとMACCHANは中学高校と同じではなかったが、大学時代に出会う事になる。軽音楽部に入った2人は意気投合して同じバンドを結成する。「NEO ROZY」での活動期間は僅かではあったが、その後の「BA-D」では2人とも楽曲提供を行うなどしつつ、京都MUSE HALLや京都ARCDEUXなどでライヴ活動を精力的に行っていた。
しかしメンバーの時間調整や個々の仕事が忙しくなったことがあり、バンドは自然消滅していき、その後長い休眠時間に入ることになる。

2010年夏、4人が出会うキッカケが生まれた。メンバー全員がD’ERLANGER好きであるのだが、MACCHANのSNSにSAWACCHIからメッセージが入った。同じバンド好きという事で意気投合した2人はバンド結成を考え、MACCHANはGUCCHIに、SAWACCHIはIWACCHIに声を掛ける事になり4人が運命的に集まる事となった。リハを重ね楽曲を煮詰め2011年9月よりレコーディング開始。2012年3月に1stアルバム「The End.」が完成し、春よりいよいよライブ活動を開始していく。

2012年、ライブ活動を少しづつ行いながら活動の幅を広げていったバンドだったが、2013年初頭に初代ボーカルのIWACCHIが事情によりバンド脱退を発表。活動停止を余儀なくされたが、2013年3月にGUCCHIの大学時代の軽音楽部後輩であるVocalのKawai(以下、HAWK)とFB上で電撃再会。過去音源や写真を見聞きしたGUCCHIは直ぐにバンドメンバーに加入を打診。本人を交えたバンドミーティングを行い、2013年4月にバイオレットスカイ二代目のボーカリストとして正式加入。バンドの第二章がここから始まる。

2013年からリハを重ねライブ再開。2014年には精力的なライブ活動の傍ら、アルバム制作に入る。1stアルバムのVoリテイク及び新曲3曲を追加した全10曲入りの新Vo加入後としては1stアルバムとなる「Cool beauty」を完成させ、その後はアルバムタイトル曲であるCool beautyのPV自主撮影を行い、YouTubeにて公開するなど、活動は加速していく。

2015年以降も年数度のライブ活動を行いながら新たな楽曲制作を経て、2019年に5曲入りの2ndアルバムである「LOVERS」を完成させる。これまでのバンドサウンドを更に洗練させながら、バンドとしては初の壮大なバラード楽曲「Another Story」も含めたアルバムは2020年1月のライブにて無償配布された。

結成10周年を迎えた2020年はコロナ禍の中活動自粛を余儀なくされたが、2020年9月にバンド初となる無観客配信ライブを2時間にわたって開催。その模様はYouTubeにて公開されている。